▼ 現場進捗写真
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◆【NEW】紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その14 】[R.6.4.11]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」が完成して、場所打ち杭の頭を掘り起こして、これから造る橋脚の鉄筋や型枠やコンクリートを打設をするために、鋼矢板を打設して、山留材で支えながら、地下水も汲み上げながら、所定の深さまで掘削が完了しました。
その後、砕石を締め固めて、ステージになる均しコンを打設しました!
今回はそのステージである「均しコン」が硬化して、にょきっと出ている場所打ち杭の頭を所定の高さまで取り壊して中の鉄筋を現す「杭頭処理(くいとうしょり)」をご紹介します。
所定の高さまで取り壊すので余計な部分を取り壊してしまわないように、ガイド役の切り込みも入れて、その上の部分を空気の力の振動で小分けにして水平方向に割れるように取り壊していきます。
水平方向に小割りにしながらクレーンで引き抜きます!
なぜきれいに抜けるのでしょうか?
秘密は、写真でも見える白いもの。そうです。鉄筋かごが搬入されてきたときに巻いてあったクッション材のおかげです(*^-^*)
小分けにして引き抜きながら、最後は所定の高さで仕上がるように慎重に綺麗に取り壊します。
はい。これで杭頭処理の完成です(*^-^*)
きれいに場所打ち杭の鉄筋が現れましたね(*^-^*)
この鉄筋を橋脚の構造物の鉄筋と一緒に組んでコンクリートを打設することで一体化させます!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
◆【NEW】紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その13 】[R.6.4.10]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」が完成して、場所打ち杭の頭を掘り起こして、これから造る橋脚の鉄筋や型枠やコンクリートを打設をするために、鋼矢板を打設して、山留材で支えながら、地下水も汲み上げながら、所定の深さまで掘削が完了しました。
掘削が完了したので、このあとに橋脚を造るためのステージとして均しコンクリートを打設します!
そのために掘削した土砂の上に、まずは砕石を投入して敷き均します。
砕石を投入して所定の高さに敷き均したら、しっかりと締め固めます!
基礎砕石をしっかりと締め固めたら、コンクリートを流し込んだ際に、枠となる型枠を設置して。。。
コンクリートポンプ車でコンクリートを圧送して打設します。
均しコンクリートを打設しています!
コンクリートポンプ車で圧送されたコンクリートは写真の黒いホースから出てきます(*^-^*)
均しコンクリートの打設完成です!
ひょっこりと建っているのは地中深くに造成した場所打ち杭の頭です。
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
◆【NEW】紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その12 】[R.6.3.28]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」が完成して、場所打ち杭の頭を掘り起こして、これから造る橋脚の鉄筋や型枠やコンクリートを打設をするために、鋼矢板を打設して、山留材で支えながら所定の深さまで掘削しました。
ここでちょっと「地下水低下工」をご紹介します!
写真を見て頂くと掘削しようとしている穴の中に水が溜まっているのがわかりますか?
普段住んでいる地面の下には「地下水」があります。
近くに川があったりすると地層にもよりますが、なおさら地下水の高さが高くなります。
この水の高さが地下水の高さです。
この地下水を組み上げないと掘削する土砂が水をたくさん含んだ状態になってしまいます。
そのために、ウェルポンプという地下水を組み上げるポンプを設置して周囲の地下位を下げます。
下の写真のように先端にストレーナーという網のついた穴あきのパイプを地下深くに水の力でもぐして行きます。
何か所かストレーナー付きのパイプをもぐして、塩ビパイプでつないでウェルポンプにつなぐことで、真空にして地下水を組み上げていきます。
山留材の上に載っている木の箱に入っているのがウェルポンプです!
こちらも設置完了です!ぐるぐるっと塩ビパイプがはりめぐされていますね!
こうやって地下水位を下げることで掘削の施工性も上げることができます!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
◆【NEW】紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その11 】[R.6.3.27]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」が完成して、場所打ち杭の頭を掘り起こして、これから造る橋脚の鉄筋や型枠やコンクリートを打設をするために、鋼矢板を打設しました。
穴を掘るための鋼矢板(鉄の板)を圧入したので、鋼矢板の内側を掘っていきます。
ん?んんん?
底の方になんか見えてきましたね!
そうです!場所打ち杭の頭です(*^-^*)
掘削の深さ的にこれ以上深く掘ると鋼矢板だけの力では、周りの土砂を押さえておけなくなるので、山留材(やまどめざい)という鋼材を設置します。
これは鋼矢板が内側に倒れてこないようにする突っ張り棒のような役割をするもので、鋼矢板をしっかりと支えるものです。
山留材の設置完了です。
周りをぐるっと一周しているのが腹起し(はらおこし)と言って、その腹起しを突っ張り棒のように押さえるのが切梁り(きりばり)と言います。
これでさらに深くまで掘っても周りの地面や土砂に影響はありません。
さぁ、さらに深く掘っていきましょう!
場所打ち杭を壊さないように(*^-^*)
どんどん場所打ち杭が現れてきましたね。
所定の深さまで掘削完了です!
綺麗に掘削も完了して、場所打ち杭12本綺麗に現れました!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その10 】[R.6.3.18]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」の施工で、ケーシングが撤去されて、所定の日数が経つことでコンクリートもしっかりと固まり、地中深くの所定の深さに鉄筋コンクリート製の杭ができあがりました。
今回は、場所打ち杭が完了して、後に場所打ち杭の頭を掘り起こしてこれから造る橋脚の鉄筋や型枠やコンクリートを打設をするために、鋼矢板を打設して穴を掘ります。そのための準備からご紹介します!
場所打ち杭が完了したので、穴を掘るために鋼矢板(鉄の板)を圧入して、鉄の壁を造ります。
青いスプレー位置が鋼矢板を圧入する位置です。
青いラインを施工のために布掘りといって溝のように掘削します!
前回の記事にもありましたが。。。
鉄の壁を造るための鋼矢板が搬入されたので寸法の確認をします(*^-^*)
長さは8.5mもあります!
油圧の力で鋼矢板をつかんで上下させながら、時には水の力も使って地中にもぐしていきます。
鋼矢板の継ぎ手をかみ合わせながら圧入が完了しました!!
これで鋼矢板の内側を掘ることができます!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
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紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その9 】[R.6.3.1]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」の施工で、全周回転機の設置・ケーシング(鉄製の筒)の建て込み・ケーシングを回転させながらもぐしていって中の掘削・鉄筋かご挿入・トレミー管を挿入してコンクリートの打設までご紹介しました。
今回は、トレミー管にコンクリートを流し込んだ後のご紹介です!
コンクリートをトレミー管流し込みながらコンクリートの面が上がってくるのに合わせて、トレミー管も引き抜いて切り分けながら撤去していきます。
はい、どんどんコンクリートを打設しながらトレミー管を引き抜いて切り分けて撤去していきます!
トレミー管を抜きながらコンクリートを所定の高さまで打設完了したら、少し時間をおいて、今度は外側にあるケーシングチューブ(鉄製の筒)をゆっくりと引き抜いて行きます。
引き抜きながら継ぎ目きたら切り離していきます。
ケーシングが撤去されて、所定の日数が経つとコンクリートもしっかりと固まり、地中深くの所定の深さに鉄筋コンクリート製の杭ができあがります。
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その8 】[R.6.2.16]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」の施工で、全周回転機の設置から、ケーシングの建て込みして中の掘削についてご紹介しました。
今回は、ケーシングの中の土砂を掘削した後のご紹介です!
前回の記事でご紹介したヤードで加工した「鉄筋かご」を搬入してきました!
ケーシングの中を掘削完了したら、ケーシングの中に鉄筋コンクリートの杭を造るために、まずは鉄筋を入れていきます。
そうです、前回ヤードで加工した鉄筋かごをクレーンで吊ってケーシングの中に挿入していきます!
しかし、ケーシングの長さに対して鉄筋かごは短いため、鉄筋かごをつなぎ合わせていきます。
先ほど挿入した鉄筋かごを一時的に固定して、新たに鉄筋かごを吊るして下ろしていき、所定の位置でつなぎ合わせます。
下の写真のように、鉄筋かご同士をつなぎ合わせます!
こうして、場所打ち杭の所定の長さの鉄筋かごをつなぎ合わせながら所定の深さに仮固定します
掘削が完了したケーシングの中に、鉄筋かごをつなぎ合わせてセットしたら、いよいよコンクリートの打設準備に入ります!
そのためにトレミー管というコンクリートを流し込む管を先端の方までセットします。
ただ上からコンクリートを流し込むと杭の深い位置のコンクリートの材料が分離してしまうので、管の先からコンクリートを充填しながら管をゆっくりと上げてくることで材料分離が起きずに品質が確保できるために、このようにコンクリートを打設します。
来ました!
コンクリートミキサー車(*^-^*)
トレミー管の中にコンクリートを流し込んでいきます!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その7 】[R.6.2.12]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】をご紹介します!
前回までは、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」において、使用する「鉄筋かご」についてご紹介しました。
今回は、いよいよ始まります!
地中深くに杭を造る「場所打ち杭」の施工のご紹介です。この場所打ち杭で橋の土台である橋脚を地中深くの固い支持層から支えます。
まずは、測量で出した正確な杭の芯の位置に合わせて、全周回転機の台を正確に設置します!
クレーンの運転手に合図を出しながら正確に設置します。
続いて、先ほど設置した台の上に全周回転機を設置します!
続いて、全周回転機にケーシングをセットします。
このケーシングは鉄製の筒状になっていますが、先端に固い地盤も削っていけるビットが付いていて、その先端のビットが付いたケーシングを全周回転機で油圧の力でしっかりとつかんで回しながら地中にもぐしていきます!
先端にビットの付いたケーシングを回しながらもぐしていくと。。。。
当然、ケーシングの中にも土砂がありますよね(*^-^*)
その土砂を、写真ではわかりにくいかもですが、クレーンのワイヤーの先に設置した「ケーシングの中の土砂をつかむ掘削機」を吊り下げていって土砂をUFOキャッチャーのようにつかんで掘っていきます。
ケーシングを回転させながらもぐしていって、中の土砂を掘削して、また、ケーシングを継ぎ足してもぐしていって、中を掘削していきます!
ケーシングにしてある白い数字は継ぎ足していったケーシングの長さです!
ん?
27.5メートル?
小学校の25メートルプールを超してます(≧▽≦)
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その6 】[R.6.1.30]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】の準備をご紹介します!
前回までは、鉄板を敷いて作ったヤードに大きな重機が入って、場所打ち杭を施工するための全周回転機やケーシングなど運び込んで準備が進みました!
今回は、地中深くに杭を造る「場所打ち杭」において、杭は鉄筋コンクリート製のものを造るのですが、その杭の中で重要な役割を果たす鉄筋についてご紹介します。
場所打ち杭は道路にある電柱のような円柱状のものなので、中に入る鉄筋も円柱状の筒のような形をしています。
しかし、鉄筋はもともと棒状のものなので、筒状にするために曲げたりくっつけたり加工しなければなりません。
現場で加工するのは場所的にも難しいので、事前に広い作業ヤードで加工します。
まずは、きちんと品質証明ができる鉄筋が納入されて使用する前に長さや径などをチェックします。
下の写真は直線の鉄筋棒を丸く曲げて所定の径の円になるように加工して、しっかりと鉄筋同士がくっつくように熱を加えて圧接(あっせつ)という方法でつなぎ合わせています。
これで、強度ある所定の丸い輪が出来ました。フラフープみたいですね(^^)/
出来上がった輪っかの中にながーい鉄筋を入れ込んで。。。
長い鉄筋と、輪っかの鉄筋を決められた間隔で組み立てていきます!
形が見えてきましたね(*^-^*)
筒状の鉄筋が出来てきました。
縦横に編んで造っているので、この鉄筋の筒を「鉄筋篭(てっきんかご)」といいます。
出来上がった鉄筋かごの品質に悪影響の無いように防錆剤を散布して(*^-^*)
準備万端です!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その5 】[R.6.1.23]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】の準備をご紹介します!
前回までは、ヤードに鉄板も敷いて杭を造成する為の大きな重機が入ってきても安定した地盤で作業ができるようになりました!
今回は、ぞくぞく重機が入ってきてヤードの準備が進んでいきます(*^-^*)
そんな状況をご紹介します!
さぁ、参りましょう!
大きな大きなブルーグリーンのクレーンが入って来ました(^^)/
下の写真は「自走できる黄色いクレーン」で「大きな大きなブルーグリーンのクレーン」を組み立てています。
バラバラにしてこないと運べないほど大きなクレーンであるとも言えますね!
ブルーグリーンの大きな大きなクレーンを「クローラクレーン」と言います。
このクローラクレーンで何やら赤い大きな機械を設置していますね!
この赤い機械が2つありますね!
左側の機械は「全周回転機」といいます。
右側の機械は「油圧ユニット」といって、全周回転機へ作動油を送ったり戻したりで油圧をコントロールする機械です。
この油圧ユニットで全周回転機をコントロールして真ん中に建て込んだ鋼管(鉄製の管)をしっかりつかんで、回転させながら地中にもぐしていったり、引き抜いたりすることができます(*^-^*)
下の管はケーシングと言って鋼管(鉄製の管)です。
橋を支えるために地中深くまで杭を造る「場所打ち杭」の準備が進んでいます!
引き続き、施工の状況をご紹介して参ります(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その4 】[R.6.1.10]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】の準備をご紹介します!
前回までは、護岸に影響の出ないように山留材を切り張りを設置して、アスファルト舗装を撤去しました。
今回は、杭(場所打ち杭)を造るためのヤード造成のために平らにするために土砂を入れて鉄板を敷き詰める状況をご紹介します!
さぁ、参りましょう!
下の写真何かしてますね(*^-^*)
地盤の低い場所から土砂が流れてしまわないように。。。
大型土のうを造っています。大きな大きな土のう袋に土を入れています。
造った大型土のうを並べていきます。
続いて、、大型土のうを並べても、土のう袋と土のう袋の隙間から土砂が流出してしまわないように、降った雨は通すが土砂は通さないような専用のマットをセットしていきます。
マットの内側に土砂を入れていきます。
地盤の低い場所の対策は済んだので、ヤードが平らになるように、土砂を入れて平らに均していきます!
土砂を平らにしたら、敷き鉄板を隙間なく敷き詰めていきます。
鉄板も敷いて平らなヤードが出来ました(*^-^*)
これで、杭を造成する為の大きな重機が入ってきても安定した地盤で作業ができます!
さぁ。それでは鳥になった気持ちで空撮をどうぞ(^^♪
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その3 】[R.5.12.29]
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その2 】[R.5.12.22]
引き続き、紫竹山道路工区の【RC橋脚工】の準備をご紹介します!
なんだかゴッツイ鉄の鋼材を何かしていますねぇ。
これは山留材(やまどめざい)といいます。
鋼矢板(こうやいた)という鉄の板を地中に打ち込んだりして、その内側を掘る場合に掘った方に鋼矢板が倒れてこないように、しっかりと押さえる役割をするものです(*^-^*)
下の写真では、その山留材を鋼矢板と鋼矢板の内側に設置していますね!
新しい栗ノ木川には、護岸(ごがん=川の両側に設置するブロック)があります。
この写真でいう、左側の砕石(じゃり)のところに橋の脚である橋脚(きょうきゃく)を造るのですが、大きな重量のある重機が作業することで(川になっているオープンな方に力が逃げてしまって)新しく造った護岸ブロックに影響が出ないように、川の左右の鋼矢板と鋼矢板を山留材でしっかりと押さえています。
この下の写真だと状況がわかり易いですね!鋼矢と鋼矢板をしっかりとつっぱて押さえていますね(*^-^*)
チョー巨大な「つっぱり棒」みたいですね!
引き続き、RC橋脚工(RCとは鉄筋コンクリートのことをいいます)をご紹介して参ります(^^)/
紫竹山道路工区 【RC橋脚工 その1 】[R.5.12.9]
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その6 】[R.5.9.11]
前回まででご紹介したのは、コンクリート製の箱(ボックスカルバートという四角いトンネル)を設置して、そこから栗ノ木川に流れだす箇所のジョイント部である【吐口工(はきぐちこう)】の施工も完了して、発注者の現場技術員の方から現地に来ていただいて、設計どおりに出来上がっているかを確認して頂きました。
今回は埋め戻しをご紹介します!
まずは埋め戻す前の奇麗に仕上がった全景。
さぁ、それでは埋め戻していきます。
一気に土砂を入れるとしっかりと締め固めが出来ないので、30cm毎に埋め戻します。
壁に30cmごとにマーキングをして施工していきます。
投入した土砂をまずは均一に均していきます!
敷き均しが完了したら、転圧機を使って重さと振動で土砂をしっかりと締め固めていきます。
これで締め固め(転圧)完了です!
このようにして1層ずつ埋め戻して完成となります(^^)
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その5 】[R.5.8.29]
引き続き、今回ご紹介するのは、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その5 】として前回の続きをご紹介します!
前回ご紹介したのは、コンクリート製の箱(ボックスカルバートという四角いトンネル)を設置しました。
今回は、コンクリート製の箱(ボックスカルバートという四角いトンネル)から栗ノ木川に流れだす箇所のジョイント部である【吐口工(はきぐちこう)】の施工をご紹介します!
下の写真のようにジョイント部分を補強するため鉄筋(網の目に配置した鉄の棒)を組んでコンクリートを流し込むための枠である【型枠(かたわく)】(オレンジ色の板)をしっかりと組み立てます。
さぁ、鉄筋も型枠設計通りに組み立てられているか確認をして、コンクリートをポンプ車で圧送して打設します。
コンクリートは圧送されて黒いホースから出てきます。バイブレーターで振動をかけて隅々までいきわたらせます!
表面をきれいに均して。
コンクリートが硬化していく間、散水したり、水が蒸発しないように専用のマットで覆うなど手をかけて養生をします。
後はコンクリートの所定の強度が確保されてから型枠を外します。
出来上がったら発注者の現場技術員の方から現地に来ていただいて、設計どおりに出来上がっているかを確認して頂いています!
寸法の確認をして頂いて、その後、基準高も設計に対して基準ないで出来上がっているかを確認して頂きました。
次回は、造ったものが見え無くなってしましますが、埋め戻していきます!
次回は、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その6 】です!
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その4 】[R.5.8.22]
引き続き、今回ご紹介するのは、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その4 】として前回の続きをご紹介します!
前回ご紹介したのは、コンクリート製の箱(ボックスカルバートという四角いトンネル)を設置するための基礎砕石とコンクリート基礎板を設置しました。
今回も参りましょう!道路の下に埋まっていた四角いトンネルの蓋を慎重に各種安全対策を施しながら取り外します!
さぁ、やってきました四角いトンネル「ボックスカルバート」です!
重量物なので、安全対策を徹底しながらクレーンで荷下ろしします。
恒例の品質管理!
まずは、納入した段階で品質の管理として寸法のチェックや外観のチェックを行って。。。
品質に問題なく使用ができる製品である確認をして。
クレーンの足場や吊具やワイヤーも点検して、合図者も配置して細心の注意を払いながら安全に上から吊り下ろして設置します。
日々、安全に気を使いながら安全第一で作業を進めています。
次回は、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その5 】です!
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その3 】[R.5.8.17]
引き続き、今回ご紹介するのは、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その3 】として前回の続きをご紹介します!
前回ご紹介したのは、鋼矢板を地面に打込んで、その内側を掘削して内側に倒れてこないように山留めでおさえて所定の深さまで掘りました。
今回は、所定の深さまで掘ったので、基礎砕石(きそさいせき)を敷き均していきます!
基礎砕石を所定の厚さ分敷き均したら、1tローラーでしっかりと締固めます。
基礎砕石をしっかりと締め固めたら、通常は型枠を設置してコンクリートを打設するのですが、所定の強度になるまでの日数や型枠の撤去などが必要になるために、今回は、代替えとして工場で製作したコンクリートの基礎板を設置します!
まずは、納入した段階で品質の管理として寸法のチェックや外観のチェックを行って。。。
合図者も配置して安全に上から吊り下ろして所定の位置に設置完了です!
コンクリート基礎板の間にも砕石を投入して締め固めて完成!
ん?
奥の方の背景に見えていますね「コンクリート製の壁」が。
実はこの壁。
【蓋(ふた)】なんです!!
実は皆さんが走っている道路の下にコンクリート製の箱(ボックスカルバートという四角いトンネル)が埋まっているんです!
今回はこの埋まっているコンクリートのトンネルを新しく移動した栗ノ木川まで伸ばしてつなげるための工事だったんです(*^-^*)
つまり、前の工事で設置したコンクリート製のトンネルを埋めておくために【ふた】をしていたんです。
謎が解けましたね(*^-^*)
次回は、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その4 】です!
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その2 】[R.5.8.1]
今回ご紹介するのは、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その2 】として前回の続きをご紹介します!
前回ご紹介したのは鉄製の板である 鋼矢板(こうやいた)を地面に打込んで、その内側を掘削したときに今皆さんが通っている道路の近くの土砂が崩れてこないようしました。
下の写真のように掘削開始です!
まずは所定の深さまで掘削完了です!鋼矢板があることで道路近くで土砂が崩れないようにしています。
所定の深さまで掘削したところで、この後、さらに深く掘るのですが土圧によって鋼矢板が内側に倒れてこないように土留め(山留め)といってH鋼という下の写真の赤オレンジ色の鉄の部材を組んで鋼矢板の内側で土圧をしっかりと押さえます。
しっかり土圧を押さえたので、さらに深く掘ります!
ん?
んん?
掘っている背景に「なにやらコンクリート製の壁」が見えてきました。。。
出てきましたよ!
コンクリートの壁が。
これが何なのかは、また次回ご紹介します(*^-^*)
はい。掘削完了です!!
次回は、栗ノ木道路工区の【カルバート工 その3 】です!
栗ノ木道路工区 【カルバート工 その1 】[R.5.7.21]
前回ご紹介した「旧構造撤去」が完了し、下の写真のように、地盤改良工として専用の機械で地面の中にセメントを混ぜこんで地盤の強度をアップさせています!
はい。また鳥になった気分でご覧下さい(*^-^*)
地盤改良で地盤の強度が強くなったところで、次は所定の箇所を掘る(掘削 くっさく)ために、鋼矢板(こうやいた)という継ぎ手が
付いた形状の鉄製の板を地面に打込んでいきます。
鋼矢板の継ぎ手を合わせながら地中に打込むのは、地面を深く掘ったときに土砂の壁が崩れてきてしまうのを防止するために打込みます。
下の写真のような形状の鉄の板を交互の向きで継ぎ手を合わせて打込んでいきます。
鋼矢板を下の写真のように、青い機械が油圧の力でつかんで、継ぎ手を合わせながら上下させて土中に圧入していきます。
1枚打ち終わったら、その鋼矢板と向きを反対にして継ぎ手をかみ合わせてまた打込んでいきます。
そうすることで鉄の板の壁を土中につくって、その内側の土砂を掘る事が出来ます。
ちなみにこの鋼矢板の長さは【7.5m】です!!
鋼矢板圧入完了です!
継ぎ手をかみあわせて一枚の鉄の壁になっているのわかりますか??
次の記事では鋼矢板の内側を掘る状況(掘削 くっさく する状況)をご紹介します!
ちょっとネタバレ。。。(笑)
「掘るとなにか出てきますよ!!」
当事業で出た土砂を運搬[R.5.7.5]
下の写真は紫竹山のランプ内に仮置きしていた大きな山のような土砂です。
はい。また鳥になった気分で。。。
空撮だと走っている車と比べるとかなりの量だとわかりますね(^^)/
この大量の土砂を、写真の様にバックホウと呼ばれるショベルカーで土砂を掘って、10tの大型ダンプカーに積み込んでいます。
つまり、土砂がなくなるまで、ひたすらショベルカーで土砂を積み込んではダンプトラックで阿賀野工区へ運搬します。
一般の道路を走って運搬するので事故の無いように、とにかく【安全運転】です!
工事車両の出入り口には交通誘導員を配置して一般車両との接触事故の無いように細心の注意を払って出入りします(*^-^*)
土砂を運んで来たら。。。
荷下ろしです!
大型ダンプトラックの荷台の下にある油圧のピストンで荷台を持ち上げて土砂を滑らせて一気に下ろします!!
見たことある人いらっしゃいますかね?
なんか。見ててすっきりします(笑)
コツコツと土砂を運んで、ショベルカーで積み上げて、雨水を極端に含んでしまったり崩れたりしないように綺麗に整形をしていきます。
紫竹山のランプにあった土砂はというと。。。。
大きな土砂の山がなくなって「すっきり」しました(^^)/
土砂運搬完了です。